身体の各部が一通り完成した。
腕や脚は、塩ビパイプのソケットで繋ぎ合わせることができるようになってはいるのだが、、、関節は?
バージョン3では、関節も面倒臭いことをやっていた。
『ヒジ関節』
しかし、今回はコレを使う。
最も単純な機構、針金だ。
四号機で関節に求めたのは、分解可能なこと、大きな可動範囲、それに塩ビパイプの中に収まることだ。
設計開始当初は、三脚のゴリラポッドを関節に使おうと考えていたのだが、球体の径が大きいのと、何よりも値段が高いから不採用とした。
それから、自由自在に形を変えられるフックや、フレキシブルアームのスマホスタンドなど、ワイヤー状のものをいろいろ試してみたが、ちょうどいい硬さや長さのものがなかった。
そうして辿り着いたのが、このワイヤーだ。
あえてリンクは張らないので、興味のある人は写真の商品名(漢字4文字のほう)から検索してほしい。
色や太さ、硬さなど、数多くの種類がある。
このワイヤーの両端に、写真のような直径20mmのスポンジ材を取り付けて、塩ビパイプの中に挿入する。
これはヒジ関節用。
塩ビパイプの内径が20mmだから、このスポンジ材がちょうどピッタリと収まり、塩ビパイプの中でワイヤーが保持される。
スポンジ材が抜けないように、ワイヤーの両端は外皮を剥いて折り返してある。
ワイヤーは塩ビパイプに差し込むだけなので、抜け落ちないように長めにしてある。
ワイヤーの片端を二の腕の塩ビパイプにでも固定すればいいのだが、手間がかかる割に、それほど効果がないのでやめた。
全身タイツを着せてしまえば、抜け落ちることはないのだ。
こちらは脚。
脚は、股関節からヒザ関節まで1本のワイヤーを通す。
下肢側はヒジと同じくスポンジ材を取り付けただけだが、股関節側はこのように幾つか部品が付いている。
・スポンジ材
・ワイヤーが抜けないようにするためのワッシャー
・ワッシャーをソケットに固定するための、短く切った塩ビパイプ
これを胴体側のソケットに入れて、短く切った塩ビパイプをソケットの奥まで押し込めば、ワイヤーが抜けることはない。(塩ビパイプをソケットの奥まで押し込むと手では抜けなくなる)
出来上がった関節。
このワイヤーでは、腕や脚のパーツの重さに対して保持力はない。もっと固いワイヤーもあるのだが、そうもいかない事情がある。(次回説明)
ただパーツを繋いでるだけで、関節と呼べないかもしれないが、ポーズをとらせてディスプレイするための関節ではないからこれでいい。
もう一ヶ所、ワイヤー関節を使っていた部分がある。だいぶ遡ることになるが『鎖骨』にも使ってたのだった。
ここには、何かに付属していた小型三脚の脚をバラして使っている。
腕や脚は、塩ビパイプのソケットで繋ぎ合わせることができるようになってはいるのだが、、、関節は?
バージョン3では、関節も面倒臭いことをやっていた。
『ヒジ関節』
しかし、今回はコレを使う。
最も単純な機構、針金だ。
四号機で関節に求めたのは、分解可能なこと、大きな可動範囲、それに塩ビパイプの中に収まることだ。
設計開始当初は、三脚のゴリラポッドを関節に使おうと考えていたのだが、球体の径が大きいのと、何よりも値段が高いから不採用とした。
それから、自由自在に形を変えられるフックや、フレキシブルアームのスマホスタンドなど、ワイヤー状のものをいろいろ試してみたが、ちょうどいい硬さや長さのものがなかった。
そうして辿り着いたのが、このワイヤーだ。
あえてリンクは張らないので、興味のある人は写真の商品名(漢字4文字のほう)から検索してほしい。
色や太さ、硬さなど、数多くの種類がある。
このワイヤーの両端に、写真のような直径20mmのスポンジ材を取り付けて、塩ビパイプの中に挿入する。
これはヒジ関節用。
塩ビパイプの内径が20mmだから、このスポンジ材がちょうどピッタリと収まり、塩ビパイプの中でワイヤーが保持される。
スポンジ材が抜けないように、ワイヤーの両端は外皮を剥いて折り返してある。
ワイヤーは塩ビパイプに差し込むだけなので、抜け落ちないように長めにしてある。
ワイヤーの片端を二の腕の塩ビパイプにでも固定すればいいのだが、手間がかかる割に、それほど効果がないのでやめた。
全身タイツを着せてしまえば、抜け落ちることはないのだ。
こちらは脚。
脚は、股関節からヒザ関節まで1本のワイヤーを通す。
下肢側はヒジと同じくスポンジ材を取り付けただけだが、股関節側はこのように幾つか部品が付いている。
・スポンジ材
・ワイヤーが抜けないようにするためのワッシャー
・ワッシャーをソケットに固定するための、短く切った塩ビパイプ
これを胴体側のソケットに入れて、短く切った塩ビパイプをソケットの奥まで押し込めば、ワイヤーが抜けることはない。(塩ビパイプをソケットの奥まで押し込むと手では抜けなくなる)
出来上がった関節。
このワイヤーでは、腕や脚のパーツの重さに対して保持力はない。もっと固いワイヤーもあるのだが、そうもいかない事情がある。(次回説明)
ただパーツを繋いでるだけで、関節と呼べないかもしれないが、ポーズをとらせてディスプレイするための関節ではないからこれでいい。
もう一ヶ所、ワイヤー関節を使っていた部分がある。だいぶ遡ることになるが『鎖骨』にも使ってたのだった。
ここには、何かに付属していた小型三脚の脚をバラして使っている。
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