まあ、レビューというほどではないのだが、バージョン2を制作するに当たり、今回、改めてmiyuを買ってみたら、バージョン1を作った頃と少し変更になっている部分もあり、その違いを見てみようと思う。
まず、パッケージのビニール袋から取り出してみると、なんだかザラザラしている。
ホコリか?何か汚れが万遍なく全身に付着していて、一度、シャワーで洗い流さなければならなかった。
これは、バージョン1を制作する際に買ったnanaも同様だった。
多くの人には関係ないが、内部も同様に汚れていた。
発泡ウレタンの付着に影響しそうだから、こちらも洗い流した。
一番大きな改良点は、肩のラインが左右対照になったこと!!!
バルブの位置が若干変わったことで、左肩のラインが正常に取れるようになったようだ。
■旧モデル
■現モデル
しかし、製造面でのクオリティーは下がっているような気がする。
全体的に、ビニールの接合部の“バリ”が大きくなったようだ。
また、個体差なのかもしれないが、左右(どちらが右で左っていうものでもないが。。。)で足先の形が随分と違う。
これでは、ネンザしてむくんだみたいだ。
脚でもう一点。
バルブの弁が甘く、空気を入れて、バルブから空気入れのノズルを抜くと、すぐに空気が抜けはじめてしまい、なかなかうまく空気を入れれない。
(参考http://valveless.blog.2nt.com/blog-entry-24.html)
このようなことから、この脚は使えないので、バージョン1のものを使うことにした。
そして、ふと目についた鎖骨部分。
?
なんだ、これは?
なんだか、空気漏れを塞いだパッチのようにも見えるが。。。
こういった部分、経験上、空気漏れを起こしやすいところなんだよな。。。
全身の所々に見られる、赤いシミも気になる。。。
まさか本当に。。。
確証は持てないので、これ以上の言及は避けるが。。。
◇ ◇ ◇
バージョン2の制作に当たり、しばらく、このmiyuに空気を入れて採寸とかマーキングとかをしていたのだが、気がつけば、だんだんとしぼんできたような。。。
これは、明らかに空気漏れを起こしている。
特にこれといった負荷をかけたわけでもないのだが。。。
だが、それがどうした!
繰り返すが、エアドールとは、こういうものだ。
エアドールは、遅かれ早かれ、空気漏れを起こす。
それは、構造上どうしようもないと考える。
それで製品やメーカーを責める気にはなれない。
だからこそ、自ら、こうして改造・カスタムをするのだ。
まず、パッケージのビニール袋から取り出してみると、なんだかザラザラしている。
ホコリか?何か汚れが万遍なく全身に付着していて、一度、シャワーで洗い流さなければならなかった。
これは、バージョン1を制作する際に買ったnanaも同様だった。
多くの人には関係ないが、内部も同様に汚れていた。
発泡ウレタンの付着に影響しそうだから、こちらも洗い流した。
一番大きな改良点は、肩のラインが左右対照になったこと!!!
バルブの位置が若干変わったことで、左肩のラインが正常に取れるようになったようだ。
■旧モデル
■現モデル
しかし、製造面でのクオリティーは下がっているような気がする。
全体的に、ビニールの接合部の“バリ”が大きくなったようだ。
また、個体差なのかもしれないが、左右(どちらが右で左っていうものでもないが。。。)で足先の形が随分と違う。
これでは、ネンザしてむくんだみたいだ。
脚でもう一点。
バルブの弁が甘く、空気を入れて、バルブから空気入れのノズルを抜くと、すぐに空気が抜けはじめてしまい、なかなかうまく空気を入れれない。
(参考http://valveless.blog.2nt.com/blog-entry-24.html)
このようなことから、この脚は使えないので、バージョン1のものを使うことにした。
そして、ふと目についた鎖骨部分。
?
なんだ、これは?
なんだか、空気漏れを塞いだパッチのようにも見えるが。。。
こういった部分、経験上、空気漏れを起こしやすいところなんだよな。。。
全身の所々に見られる、赤いシミも気になる。。。
まさか本当に。。。
確証は持てないので、これ以上の言及は避けるが。。。
◇ ◇ ◇
バージョン2の制作に当たり、しばらく、このmiyuに空気を入れて採寸とかマーキングとかをしていたのだが、気がつけば、だんだんとしぼんできたような。。。
これは、明らかに空気漏れを起こしている。
特にこれといった負荷をかけたわけでもないのだが。。。
だが、それがどうした!
繰り返すが、エアドールとは、こういうものだ。
エアドールは、遅かれ早かれ、空気漏れを起こす。
それは、構造上どうしようもないと考える。
それで製品やメーカーを責める気にはなれない。
だからこそ、自ら、こうして改造・カスタムをするのだ。
バージョン1.2.0以降も、いろいろと細かい改修をしてきたが、やはり、根本のところから作り直さなければならないと痛感した。
まあ、はじめから一回でうまくいくとは思っていなかったが。
制作・改修の過程で、修正点も見えてきたし、いろいろと新しいアイデアも浮かんできた。
なにより、使っているうちにダメージも溜まってきたのが大きいのだが。。。
そこで、2体目、バージョン2(Mark-II)を作ることにした。
ベースは、今回もmiyu。
前回は、『バージョン1』としながらも、ほとんど試作と言っていいくらいのものだった。
発泡ウレタンの特性も、それに伴う関節・ジョイントの強度も掴めていなかったし、未知数な部分ばかりで、行き当たりばったりで作っていった。
しかし、今回は、それらバージョン1での失敗を踏まえ、あるていど計算して作れる。
そうして出来上がったのが、バージョン2.0.0、Mark-IIだ。
今回は、はじめに完成した姿をお見せする。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
繰り返すが、ベースはakiでもなきくhinaでもなく、miyuである。
もちろん、直立の姿勢もできる。
この股関節、バージョン1での大失敗を踏まえ、単純化されたギミックになっているのだが、それはまた、工程の順を追って。。。
まあ、はじめから一回でうまくいくとは思っていなかったが。
制作・改修の過程で、修正点も見えてきたし、いろいろと新しいアイデアも浮かんできた。
なにより、使っているうちにダメージも溜まってきたのが大きいのだが。。。
そこで、2体目、バージョン2(Mark-II)を作ることにした。
ベースは、今回もmiyu。
前回は、『バージョン1』としながらも、ほとんど試作と言っていいくらいのものだった。
発泡ウレタンの特性も、それに伴う関節・ジョイントの強度も掴めていなかったし、未知数な部分ばかりで、行き当たりばったりで作っていった。
しかし、今回は、それらバージョン1での失敗を踏まえ、あるていど計算して作れる。
そうして出来上がったのが、バージョン2.0.0、Mark-IIだ。
今回は、はじめに完成した姿をお見せする。
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繰り返すが、ベースはakiでもなきくhinaでもなく、miyuである。
もちろん、直立の姿勢もできる。
この股関節、バージョン1での大失敗を踏まえ、単純化されたギミックになっているのだが、それはまた、工程の順を追って。。。
今回は、バージョン 1.Xが一応の完成をみたところで、反省会を開く。
■発泡ウレタンの工程
実際に自分で使うのは初めてだったから、どうなるか見当もつかなかった。
一応、下調べはしたのだが、とにかく実行するしかない!ということで、行き当たりばったりで作業をはじめたが、やはり、なかなか思うようにはいかなかった。
・発泡ウレタンによる形成
〈左右でイビツに形が違う肩〉
発泡でビニルの形通りに膨らんでくれると期待していたが、キレイな形にするには、ヒップ部のように、あらかじめスポンジなどで形を整えておく必要があった。
・隙間ができてしまった
発泡の過程で段差や細部も埋めてくれると思っていたのだが、実際には隙間ができてしまった。
発泡ウレタンは、こういった段差や細かい隙間から注入していった方がよさそうだ。
・注入量の加減
どの程度ふくらんでくれるか不安だったから、多めに注入してしまうことがあったのだが、そうすると硬化に時間がかかったり、ムラになったりしてしまった。
このへんは、経験が必要だと感じた。
・発泡ウレタンの切断面
ウレタンフォームの切断面は、こすれると細かいカスが出る。
(発泡ウレタンの切断面について)
発泡ウレタンは、可能な限り切断を避ける。
仕方なく切断する場合は、ビニル等で覆い被せ、完全に密閉する。
そのウレタンフォームの切断面を覆い隠すのが目的だったはずの粘土だが、使っているうちに今度は、その粘土が端のほうからボロボロと欠けはじめ、全身タイツの中に細かい破片を落としはじめたのだった。。。
■その他の工程
・関節・ジョイント
これも、発泡ウレタンの性質が分かっていなかったことに起因するのだが、後になって、ジョイントのベースを粘土で補強する羽目になってしまった。
しかし、それでも強度が足りなかったり、完全に固定できていない。
・腹部がはりすぎ
この写真の状態から、腹部のスポンジを削って段差をなだらかにしたが、それでも、抱いた時に、胸よりも腹部の主張が強くなってしまった。
・首筋が硬い
肩から首筋にかけては、ウレタンフォームの地のままにしたのだが、薄くてもいいからスポンジを入れたほうがよかった。
・そして、なんと言っても、股関節の大失敗!
たとえ、カットがうまくいっていたとしても、やはりウレタンフォームを切断することに変わりなく、しかも、ジョイントを埋め込むのに、十分な強度を確保するだけのスペースが足りなかった。
。
。
。
。
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。
さて、それらの反省を踏まえて、、、
■発泡ウレタンの工程
実際に自分で使うのは初めてだったから、どうなるか見当もつかなかった。
一応、下調べはしたのだが、とにかく実行するしかない!ということで、行き当たりばったりで作業をはじめたが、やはり、なかなか思うようにはいかなかった。
・発泡ウレタンによる形成
〈左右でイビツに形が違う肩〉
発泡でビニルの形通りに膨らんでくれると期待していたが、キレイな形にするには、ヒップ部のように、あらかじめスポンジなどで形を整えておく必要があった。
・隙間ができてしまった
発泡の過程で段差や細部も埋めてくれると思っていたのだが、実際には隙間ができてしまった。
発泡ウレタンは、こういった段差や細かい隙間から注入していった方がよさそうだ。
・注入量の加減
どの程度ふくらんでくれるか不安だったから、多めに注入してしまうことがあったのだが、そうすると硬化に時間がかかったり、ムラになったりしてしまった。
このへんは、経験が必要だと感じた。
・発泡ウレタンの切断面
ウレタンフォームの切断面は、こすれると細かいカスが出る。
(発泡ウレタンの切断面について)
発泡ウレタンは、可能な限り切断を避ける。
仕方なく切断する場合は、ビニル等で覆い被せ、完全に密閉する。
そのウレタンフォームの切断面を覆い隠すのが目的だったはずの粘土だが、使っているうちに今度は、その粘土が端のほうからボロボロと欠けはじめ、全身タイツの中に細かい破片を落としはじめたのだった。。。
■その他の工程
・関節・ジョイント
これも、発泡ウレタンの性質が分かっていなかったことに起因するのだが、後になって、ジョイントのベースを粘土で補強する羽目になってしまった。
しかし、それでも強度が足りなかったり、完全に固定できていない。
・腹部がはりすぎ
この写真の状態から、腹部のスポンジを削って段差をなだらかにしたが、それでも、抱いた時に、胸よりも腹部の主張が強くなってしまった。
・首筋が硬い
肩から首筋にかけては、ウレタンフォームの地のままにしたのだが、薄くてもいいからスポンジを入れたほうがよかった。
・そして、なんと言っても、股関節の大失敗!
たとえ、カットがうまくいっていたとしても、やはりウレタンフォームを切断することに変わりなく、しかも、ジョイントを埋め込むのに、十分な強度を確保するだけのスペースが足りなかった。
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さて、それらの反省を踏まえて、、、
これを、バージョン1.1.2とする。
(まとめて記載したため、番号が飛んでしまっているが)
これで、プレイ中にジョイントがスッポ抜けるようなことはなくなった。
。
。
。
一段落ついたところで、この改造をして良かった点をみてみる。
・まず、なんといっても、空気漏れがなくなったこと!
もう、空気漏れにおびえながらプレイしなくてもいいのだ!
・コスプレが楽しめる!
miyuをベースにしながらも、ウエストからヒップはnanaを使ったため、体格に違いができるのは当然なのだが、それに並ぶくらい、胸(胸板)と肩を作り直したことが効いている。
このため、Mサイズの服がピッタリと着せられるようになり(ヒップは若干サイズオーバーだが)、いろいろなコスチュームが楽しめるようになった。
もう、ノーマルのmiyuには戻れない。
・ホールの脱着の容易さ
ラブドール(エアドール)のホールの装着に苦労している人も多いと思うが、これが簡単にできる。
宇佐羽えあのホールアダプターを使っても、割り箸でホールを広げておいたり、ベビーパウダーを振りかけたりと大変なようだが、そのホールアダプターが手で簡単に『ガコッ』と抜けて、『ガボッ』とはまる。
それでいて、プレイ中に抜けるようなことはなく、しっかりと保持される。
・分解が可能
(写真は1.0.0制作途中)
もちろん、空気を抜いたエアドールの容積には適わないが、それでもパーツを分散するなど、隠ぺい収納の幅が広がる。
組み立ても、ポンプを使ってエアドールを膨らますより、ずっと楽だ。
良い点もあれば、まずかった点もある。
それは、また今度。。。
(まとめて記載したため、番号が飛んでしまっているが)
これで、プレイ中にジョイントがスッポ抜けるようなことはなくなった。
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一段落ついたところで、この改造をして良かった点をみてみる。
・まず、なんといっても、空気漏れがなくなったこと!
もう、空気漏れにおびえながらプレイしなくてもいいのだ!
・コスプレが楽しめる!
miyuをベースにしながらも、ウエストからヒップはnanaを使ったため、体格に違いができるのは当然なのだが、それに並ぶくらい、胸(胸板)と肩を作り直したことが効いている。
このため、Mサイズの服がピッタリと着せられるようになり(ヒップは若干サイズオーバーだが)、いろいろなコスチュームが楽しめるようになった。
もう、ノーマルのmiyuには戻れない。
・ホールの脱着の容易さ
ラブドール(エアドール)のホールの装着に苦労している人も多いと思うが、これが簡単にできる。
宇佐羽えあのホールアダプターを使っても、割り箸でホールを広げておいたり、ベビーパウダーを振りかけたりと大変なようだが、そのホールアダプターが手で簡単に『ガコッ』と抜けて、『ガボッ』とはまる。
それでいて、プレイ中に抜けるようなことはなく、しっかりと保持される。
・分解が可能
(写真は1.0.0制作途中)
もちろん、空気を抜いたエアドールの容積には適わないが、それでもパーツを分散するなど、
組み立ても、ポンプを使ってエアドールを膨らますより、ずっと楽だ。
良い点もあれば、まずかった点もある。
それは、また今度。。。
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