いちばん面倒くさい作業をはじめに済ませたはずだったのだが(『手【四号機】』)、再度、クソ面倒くさい作業をやる羽目になってしまった。
手首の関節にも、前回使った小型三脚のワイヤー状の脚を使い、バージョン3に取り付けて試していたのだが、すぐに基部周囲の発泡スチロールが潰れてガタガタになってしまった。
この小型三脚の脚のワイヤーは柔らかいほうなのだが、それでも曲げる時に思った以上の力がかかり、発泡スチロールではまったく強度が足りなかった。
指の付け根も、潰れはしなかったが、発泡スチロールではリボルテックを動かすための土台としては頼りなかった。
ということで、一から手を作り直すことにした。
手の本体には、耳でも使用したこの粘土を使うことにした。
手の甲は、指の付け根の突起を盛ったり、大きさを整えるために何度も何度もこねくりまわしていたせいか、焼いたら表面がゴテゴテになってしまった。この粘土は、やはり細かい造形には向いていない。
手の平側は、丸めた粘土を伸ばしながら形を整えていったら、まあまあ滑らかになった。
指を取り付けるためのアルミパイプを埋め込んである。
指の関節は、これまでのリボルテックから、腕や脚に使用したワイヤーの3.2mmのものに変更。
指に使用する材料は、これまでと同様のすき間補修材。リボルテックでは各関節ごとに切っていたが、今回は指一本通して使う。
関節の内側に切り込みを入れ、ワイヤーを通すためのプラパイプを各節ごとに入れてある。
しかし、3.2mmのワイヤーは、思ったより強度がない。
試しに取り付けて何度も曲げ伸ばしを繰り返していたら、割と簡単に折れてしまった。
そこまで頻繁に動かすことはないと思うが、簡単に交換できるようにしておく。
指を手に取り付ける。
手の平側には、2cm厚のスポンジを当てる。
手首関節のワイヤー(三脚の脚)は、先端に開いていた穴を利用して、手にネジ止めする。
と、その前に、反対側の先端に、腕や脚関節にも使用した直径20mmのスポンジ材を通してストッパーとし、腕に通しておく。
腕の先端のビニールは、補強のために二重にしてある。
それから、ワイヤーを手にネジ止めする。
ビニール手袋は、末端の処理にスナップボタンを使用。
完成!
苦労して作り直したが、はじめに作った手が、まったくの無駄だったのかというと、そうでもない。
むしろ、非常に重要だったのだ。
この失敗が、本体の関節を製作していくに当たり、使用するワイヤーの固さだとか、そのワイヤーを受ける土台を設計する際の基準になっているのだ。
手首の関節にも、前回使った小型三脚のワイヤー状の脚を使い、バージョン3に取り付けて試していたのだが、すぐに基部周囲の発泡スチロールが潰れてガタガタになってしまった。
この小型三脚の脚のワイヤーは柔らかいほうなのだが、それでも曲げる時に思った以上の力がかかり、発泡スチロールではまったく強度が足りなかった。
指の付け根も、潰れはしなかったが、発泡スチロールではリボルテックを動かすための土台としては頼りなかった。
ということで、一から手を作り直すことにした。
手の本体には、耳でも使用したこの粘土を使うことにした。
手の甲は、指の付け根の突起を盛ったり、大きさを整えるために何度も何度もこねくりまわしていたせいか、焼いたら表面がゴテゴテになってしまった。この粘土は、やはり細かい造形には向いていない。
手の平側は、丸めた粘土を伸ばしながら形を整えていったら、まあまあ滑らかになった。
指を取り付けるためのアルミパイプを埋め込んである。
指の関節は、これまでのリボルテックから、腕や脚に使用したワイヤーの3.2mmのものに変更。
指に使用する材料は、これまでと同様のすき間補修材。リボルテックでは各関節ごとに切っていたが、今回は指一本通して使う。
関節の内側に切り込みを入れ、ワイヤーを通すためのプラパイプを各節ごとに入れてある。
しかし、3.2mmのワイヤーは、思ったより強度がない。
試しに取り付けて何度も曲げ伸ばしを繰り返していたら、割と簡単に折れてしまった。
そこまで頻繁に動かすことはないと思うが、簡単に交換できるようにしておく。
指を手に取り付ける。
手の平側には、2cm厚のスポンジを当てる。
手首関節のワイヤー(三脚の脚)は、先端に開いていた穴を利用して、手にネジ止めする。
と、その前に、反対側の先端に、腕や脚関節にも使用した直径20mmのスポンジ材を通してストッパーとし、腕に通しておく。
腕の先端のビニールは、補強のために二重にしてある。
それから、ワイヤーを手にネジ止めする。
ビニール手袋は、末端の処理にスナップボタンを使用。
完成!
苦労して作り直したが、はじめに作った手が、まったくの無駄だったのかというと、そうでもない。
むしろ、非常に重要だったのだ。
この失敗が、本体の関節を製作していくに当たり、使用するワイヤーの固さだとか、そのワイヤーを受ける土台を設計する際の基準になっているのだ。
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