更新するネタもなく、また現実世界が忙しいこともあって、前回の更新から随分と間が空いてしまっているが、先日、ふとブログの管理ページにログインしようとしたら、その管理画面は開かず、FC2で新しくブログを始めるための紹介画面が表示される。
ログインはできているようだが、どういうことだ?と思い、こちらもしばらくチェックしていなかったメールを開いてみると、FC2のアダルトジャンルの規約が厳しくなり、ブロガーは身分証明書を提出せよというメールが届いていた。
それが9月上旬のこと。
規約の厳格化は他にも、画像や動画などの出演者の年齢確認が身分証明書などで取れているかとか、出演者にブログ掲載の同意をとっているか、場合によってはそれらの契約書類を提出する必要がある、、、だとか、色々と面倒なことになっていた。
ちなみに、当ブログは、これまで「その他」というジャンルで書いていたのだが、これまた他方からの圧力(?)で、前回の更新からジャンルをアダルトに変更したばかりだったのだ。
この規約、イラストや文章だけのブログは、それらの認証は不要ということなのだが、そのことをFC2に申告しなければならないという、これはこれで面倒な話である。
当ブログも、この認証不要に該当するはずなのだが、これらのことを9月末までに行う必要があった。。。
そう、もう11月も終わろうかという時期に気付いても、手遅れどころの話ではない。
しかし、救済措置は用意していてくれていた。
これらの対応をしなかった場合は「他の提携事業者」に、ほぼそのままの形でブログを移行してくれるというのだ。
ドメインの部分が変わるためURLが変わってしまうが、元(FC2)のブログのURLでアクセスしてもリダイレクトしてくれるそう。
と、いうわけで、やっと移行作業が終わって、復活した次第。
四号機を製作する前に『四号機の構想』というエントリーを書いたのだが、その中で「できる限りシンプルに、かつ耐久性のあるものにしたい」と書いていた。
耐久性に関しては、細かい部分でトラブルはあるが、想定通りのものとなった。
しかし、「シンプル」という点では想定通りにはいかなかった。
四号機は、いわば「量産型」にしたかった。
どこのホームセンターでも売っているような材料を使い、簡単な作業で誰にでも製作できるようなものにしたかったのだ。ウレタンフォームを使うのをやめたのも、そのためだ。
確かに三号機(バージョン3)と比べるとシンプルにはなったのだが、設計していくうちに耐久性や実装したい機構が増えていき、自分で作っていても、こんな面倒くさいことやりたくないと思うような作業工程になってしまった。
結局、出来上がったのは、量産型どころか、一機だけ試験的に制作された特別仕様機になってしまった。
実は、四号機で一番やりたかったことは、立たせることだった。
もちろん、自立は無理な話だ。
シリコンバストのような重量物を重心からずれた位置に付けていれば、どうしたってバランスが取れない。例え奇跡的にバランスが取れたとしても、指一本触れるか触れないかで倒れてしまうだろう。それでは実用性(?)がない。
そのため、スタンドに頼ることになるのだが、三号機(バージョン3)の時にもスタンドを作って失敗している。『スタンドを作るも、、、』
▼三号機用スタンド
その時は、スタンド本体の強度不足に加え、ドールの脚の強度、特につま先に負担が集中してしまい、立たせることはできても安定感が悪い上に、使い続けるにはスタンド・ドール共々、強度が足りなかった。
また、三号機は脚と胴体が固定されていなかったため、ドールだけでは安定させられずスタンドに大きく依存せざるえなかったことも失敗の大きな要因だった。
その反省から、四号機は体幹から脚、腕までをしっかりと結合できるようにして、バランスは取れないものの、ドールだけで立たせられるだけの強度を持たせた骨格にした。
四号機の骨格は、立たせるために設計してあるのだ。
●スタンド
まずは、スタンドのドールを保持するホルダー部を見直す。
三号機では2枚のアルミ板をひとまとめにして、胸(脇の下)で固定していたが、これでは重心が高すぎてスタンドにかかる負担が大きくなってしまう。かと言って、ウエストで固定するとシリコンバストの重みでひっくり返ってしまっていた。
▼三号機スタンド使用時
そこで四号機では、2枚のアルミ板を離して、それぞれウエストと胸を固定するようにした。
アルミ板の先端はヤスリで角を丸めたとしてもドールやコスチュームが傷つく恐れがある。そのため、100円ショプで売っている、(フローリングが傷つかないように)椅子の脚に履かせるソックスで保護。
スタンドの設置は、何かの残骸のクランプがあったので、これでベッドのフレームに挟むことにした。
●ヒール
四号機を立たせるためには、もう一つパーツが必要だった。
先にも書いた通り、三号機ではつま先に負担がかかっていた。
そのことは四号機でも同じことだ。miyuの“ガワ”をそのまま使っているのだから、爪先立ちの状態であることに変わりはない。
そこで、ヒールのような土台の上に立たせることにした。
この発泡スチロールの土台を、サンダルのようにして履かせる。
三号機では、脚の骨格である塩ビパイプの末端がかかとのあたりにきていたが、四号機では脚の裏の中心にくるように作ってある。
▼ネジの部分が脚の骨格の末端になる
サンダルのヒールのようだが、実際にはかかとではなく、この足の裏の中心を支えるように履かせる。
四号機の重量は、つま先ではなく、またスタンドでもなく、このヒールのような土台が支えることになる。
立たせてみた。
三号機の時のような不安感は全くない。
安定している。
そして、部屋の中で立っているドールは存在感が違う。
ベッドに横たわっているだけのドール、座っているだけのドールと、立っているドールでは、もはや別物だ。
もちろん、自立は無理な話だ。
シリコンバストのような重量物を重心からずれた位置に付けていれば、どうしたってバランスが取れない。例え奇跡的にバランスが取れたとしても、指一本触れるか触れないかで倒れてしまうだろう。それでは実用性(?)がない。
そのため、スタンドに頼ることになるのだが、三号機(バージョン3)の時にもスタンドを作って失敗している。『スタンドを作るも、、、』
▼三号機用スタンド
その時は、スタンド本体の強度不足に加え、ドールの脚の強度、特につま先に負担が集中してしまい、立たせることはできても安定感が悪い上に、使い続けるにはスタンド・ドール共々、強度が足りなかった。
また、三号機は脚と胴体が固定されていなかったため、ドールだけでは安定させられずスタンドに大きく依存せざるえなかったことも失敗の大きな要因だった。
その反省から、四号機は体幹から脚、腕までをしっかりと結合できるようにして、バランスは取れないものの、ドールだけで立たせられるだけの強度を持たせた骨格にした。
四号機の骨格は、立たせるために設計してあるのだ。
●スタンド
まずは、スタンドのドールを保持するホルダー部を見直す。
三号機では2枚のアルミ板をひとまとめにして、胸(脇の下)で固定していたが、これでは重心が高すぎてスタンドにかかる負担が大きくなってしまう。かと言って、ウエストで固定するとシリコンバストの重みでひっくり返ってしまっていた。
▼三号機スタンド使用時
そこで四号機では、2枚のアルミ板を離して、それぞれウエストと胸を固定するようにした。
アルミ板の先端はヤスリで角を丸めたとしてもドールやコスチュームが傷つく恐れがある。そのため、100円ショプで売っている、(フローリングが傷つかないように)椅子の脚に履かせるソックスで保護。
スタンドの設置は、何かの残骸のクランプがあったので、これでベッドのフレームに挟むことにした。
●ヒール
四号機を立たせるためには、もう一つパーツが必要だった。
先にも書いた通り、三号機ではつま先に負担がかかっていた。
そのことは四号機でも同じことだ。miyuの“ガワ”をそのまま使っているのだから、爪先立ちの状態であることに変わりはない。
そこで、ヒールのような土台の上に立たせることにした。
この発泡スチロールの土台を、サンダルのようにして履かせる。
三号機では、脚の骨格である塩ビパイプの末端がかかとのあたりにきていたが、四号機では脚の裏の中心にくるように作ってある。
▼ネジの部分が脚の骨格の末端になる
サンダルのヒールのようだが、実際にはかかとではなく、この足の裏の中心を支えるように履かせる。
四号機の重量は、つま先ではなく、またスタンドでもなく、このヒールのような土台が支えることになる。
立たせてみた。
三号機の時のような不安感は全くない。
安定している。
そして、部屋の中で立っているドールは存在感が違う。
ベッドに横たわっているだけのドール、座っているだけのドールと、立っているドールでは、もはや別物だ。
ゴツくなってしまった肩をなんとかしようと考える。
ドールの骨格として、安くて丈夫で加工のしやすい塩ビパイプを多用している。
その塩ビパイプをつなぎ合わせるのに「ソケット」という継ぎ手の部品がある。
同じ径のパイプ同士を継いだり、違う径のパイプを継いだり、90度の角度で継いだりと、色々なソケットがホームセンターなどで売られている。
四号機では、各関節を確実に固定したかったため、「塩ビパイプを接続する=ソケット」と頭の中で固定観念として凝り固まっていた。
そんなことで、肩にもL時型のソケット(エルボという名称)を使った。
制作中は多少怒り肩になっても確実な固定のためには仕方がないと考えていたが、実際に完成してみると、ちょっと思った以上にイカつくなってしまった。
「エルボ」を覆う発泡スチロールをギリギリまで削って、なんとか肩を小さくしようと試みたのだが、ほとんど変わらず。やはり「エルボ」自体をどうにかしなければいけないようだ。。。
あれこれ考えて、行き着いたのがコレ。
塩ビパイプにステーをネジ止めして、胴体側の腕取り付け部の塩ビパイプに差し込む。
ソケットのように塩ビパイプの外側から被せるのではなく、塩ビパイプの内側に差し込む、、、簡単なことだが、制作中はこれが思い浮かばなかった。
肩は直径5cmの発泡スチロールの球体で作る。
胴体側の塩ビパイプの内径は20mm。それに合うゴム(布入りゴムスペーサーM5x20mm)を塩ビパイプに差し込むネジに通す。
肩まわりのビニールが余るため、スナップボタンを使って絞る。
取り付けてみる。だいぶ華奢になった気がする。
あとは細かい修正。
肩が小さくなり、胴体とのギャプが大きくなってしまったため、肩甲骨を拡張してなだらかにする。
鎖骨の端を肩の上まで延長。
完成!
女の子らしくなった。
あまり違いが分からない?
では、ビフォーアフターをGIFで見てみよう。
やっぱり分かりにくい?
ドールの骨格として、安くて丈夫で加工のしやすい塩ビパイプを多用している。
その塩ビパイプをつなぎ合わせるのに「ソケット」という継ぎ手の部品がある。
同じ径のパイプ同士を継いだり、違う径のパイプを継いだり、90度の角度で継いだりと、色々なソケットがホームセンターなどで売られている。
四号機では、各関節を確実に固定したかったため、「塩ビパイプを接続する=ソケット」と頭の中で固定観念として凝り固まっていた。
そんなことで、肩にもL時型のソケット(エルボという名称)を使った。
制作中は多少怒り肩になっても確実な固定のためには仕方がないと考えていたが、実際に完成してみると、ちょっと思った以上にイカつくなってしまった。
「エルボ」を覆う発泡スチロールをギリギリまで削って、なんとか肩を小さくしようと試みたのだが、ほとんど変わらず。やはり「エルボ」自体をどうにかしなければいけないようだ。。。
あれこれ考えて、行き着いたのがコレ。
塩ビパイプにステーをネジ止めして、胴体側の腕取り付け部の塩ビパイプに差し込む。
ソケットのように塩ビパイプの外側から被せるのではなく、塩ビパイプの内側に差し込む、、、簡単なことだが、制作中はこれが思い浮かばなかった。
肩は直径5cmの発泡スチロールの球体で作る。
胴体側の塩ビパイプの内径は20mm。それに合うゴム(布入りゴムスペーサーM5x20mm)を塩ビパイプに差し込むネジに通す。
肩まわりのビニールが余るため、スナップボタンを使って絞る。
取り付けてみる。だいぶ華奢になった気がする。
あとは細かい修正。
肩が小さくなり、胴体とのギャプが大きくなってしまったため、肩甲骨を拡張してなだらかにする。
鎖骨の端を肩の上まで延長。
完成!
女の子らしくなった。
あまり違いが分からない?
では、ビフォーアフターをGIFで見てみよう。
やっぱり分かりにくい?
一応、四号機が完成したということで、三号機(バージョン3)がどうなったかを紹介したいと思う。
全身の形は保っているが、各所が悲鳴を上げている。
以前にも書いたが、生乳谷間ブラは、左側だけさらに悪化。見るに堪えない状況に。
股関節は、ビニールが千切れたり、バンドの接着が剥がれたりしているが、なんとか機能している。
ヒジ関節は機能しているのだが、腕からはみ出たスポンジが変色・劣化している。こうならないように、四号機では、なるべくスポンジを覆うようにしている。
左肩が崩壊。布テープで補修。もはや限界を超えた。
強い負荷がかかっていたであろう機関部は、全く問題ない。
さて、この三号機はというと、、、
すでに廃棄した。
簡単にバラして容易に廃棄できるのは、何十万円もするリアルドールにはできない大きなポイントだ。
全身の形は保っているが、各所が悲鳴を上げている。
以前にも書いたが、生乳谷間ブラは、左側だけさらに悪化。見るに堪えない状況に。
股関節は、ビニールが千切れたり、バンドの接着が剥がれたりしているが、なんとか機能している。
ヒジ関節は機能しているのだが、腕からはみ出たスポンジが変色・劣化している。こうならないように、四号機では、なるべくスポンジを覆うようにしている。
左肩が崩壊。布テープで補修。もはや限界を超えた。
強い負荷がかかっていたであろう機関部は、全く問題ない。
さて、この三号機はというと、、、
すでに廃棄した。
簡単にバラして容易に廃棄できるのは、何十万円もするリアルドールにはできない大きなポイントだ。