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ValveLess Doll
バルブレスドール:ラブドール・ラブボディのカスタム、改造
今更ながら、ホットシーラーを買ってみた。
ちょっとした形状の修正などに使用してみるつもりだ。
113_8087.jpg

付属のセロファン(セロハン)
113_8088.jpg

説明には「シール能力(溶着能力)は全体の厚さが0.3mm以下まで加工可能」とある。
miyuに使われているビニールの厚さは0.15mm。つまり、2枚合わせて0.3mmと溶着能力の範囲だ。
【訂正】改めて測ってみたら、miyuのビニール厚は0.2mmのもよう。


使用方法は、溶着するビニールを重ね、その上にセロファンを乗せ、コテを当てる。
113_8430.jpg
セロファンを乗せるのは、ビニールが溶けてコテ先に付着してしまうのを防ぐため。

しかし、セロファンはもろい。
セロファンを乗せると、コテにビニールはくっつかなくなるが、ビニールとセロファンがくっついてしまった。
剥がそうとしたら、セロファンが破れてしまった。やはり消耗品のようだ。
113_8091.jpg


いろいろ試してみた。

・0.2mm厚のビニール
2枚合わせて0.4mm。0.3mm以上でも、しっかりと溶着できた。
113_8090.jpg
上側の針のような細い溶着跡は、比較に100均のホットシーラーでも溶着してみたもの。
113_8431.jpg
ドールに使えるような強度は、到底望めない。

・0.5mm厚のビニール
2枚合わせて1mm。くっつくにはくっついたが、上にしたビニールが溶けて厚みがなくなってしまい、強度に不安がある。
113_8092.jpg

・カラーセロファンを乗せて当ててみる(ビニールは0.2mm厚)
100均でも売っている工作用のカラーセロファン。
ビニールにくっつくこともなく、破れるようなこともないし、付属のセロファンより良好。
113_8434.jpg
しかし、一度コテを当てた部分はちぢれてしまうため、何度も使えるものではなさそう。

・コピー用紙を乗せて当ててみる(ビニールは0.2mm厚)
前述の通り、セロファンは消耗品だ。もう少し身近なもので代用できないだろうか?
ということで、紙でも代用できるようなので、コピー用紙を乗せて当ててみた。
そもそも、セロファンというのは、セルロースが原料になっているのだ。
113_8093.jpg
コテを当てても、コピー用紙が焦げるようなことはないのだが(もちろん、ずっと同じ箇所を当てていれば燃えるだろうが)、セロファンより熱が伝わりにくいようで、溶着が弱くなりがちだ。
紙の繊維がビニールに付いてしまって、見た目もあまり良くない。


・注意点
試しに、セロファンを乗せず、直接ビニールにコテを当ててみたら、やはりビニールが溶けてコテに付着してまった。(写真の茶色く変色している部分)
113_8438.jpg
この状態で、セロファンを乗せて溶着しようとしたら、コテの滑りが悪くなり、うまくできなかった。
コテ先はキレイにしておいたほうがいいようだ。


少し試しただけだが、慣れればビニールの厚さに応じて、コテの当てるスピードをつかめそう。
そんなに難しいことはないようだ。


さて、これをエアドールの空気漏れの補修に使えるか?というと、それとは、また用途が違うように思う。
空気漏れの補修には、パッチを接着したほうがいいだろう。


エアダッチ補修キット
エアダッチ補修キット
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