四号機を製作する前に『四号機の構想』というエントリーを書いたのだが、その中で「できる限りシンプルに、かつ耐久性のあるものにしたい」と書いていた。
耐久性に関しては、細かい部分でトラブルはあるが、想定通りのものとなった。
しかし、「シンプル」という点では想定通りにはいかなかった。
四号機は、いわば「量産型」にしたかった。
どこのホームセンターでも売っているような材料を使い、簡単な作業で誰にでも製作できるようなものにしたかったのだ。ウレタンフォームを使うのをやめたのも、そのためだ。
確かに三号機(バージョン3)と比べるとシンプルにはなったのだが、設計していくうちに耐久性や実装したい機構が増えていき、自分で作っていても、こんな面倒くさいことやりたくないと思うような作業工程になってしまった。
結局、出来上がったのは、量産型どころか、一機だけ試験的に制作された特別仕様機になってしまった。
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