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ValveLess Doll
バルブレスドール:ラブドール・ラブボディのカスタム、改造
さあ、発泡ウレタンの工程だ!
2回目ということで、気持ちにも余裕がある。
前回(注入!!)同様、カインズの発泡ウレタン。
IMG_2814.jpg
しかし今回は、miyuの胴体だけだから、小さいほうの340㎖缶を使う。
たぶん、これでも余るくらいだろう。


まずは下半身、脚のつけ根から充填していく。
発泡ウレタンは、空気中の水分と反応することによって膨張・硬化するので、密閉された空間に使う場合は、充填する前にビニールの内側を霧吹きで湿らせる。

さあ、いよいよ充填!!と、思ったら、、、
IMG_2800_2.jpg
上(ウエストの開口部)からでは、脚のつけ根(写真・ピンクの部分)までノズルが届かない。
しかも、股の部分は、内側にある構造板のビニール(写真・青色)を切り取っていないから、たとえ長いノズルがあったとしても充填できない。
仕方がないから、股のつけ根あたりに小さな切り込みを入れて、そこからノズルを入れる。

では、充填!
まずは右から。
前回の反省(発泡後の細部と失敗点)から、充填は隅や段差、隙間から行なうということで、脚のつけ根の底面の角を目指して、、、


ジュジュジュ〜〜


思ったよりも大きなムースがノズルから吹き出してきて、そのムースに視界がジャマされ、角にコントロールできない。
それならばと、やや多めに充填して、発泡でなんとか隅々まで行き渡らせようと企む。(これが後で面倒なことになるのだが。。。)

右側を充填し終え、左側の切り込みにノズルを入れようとしたら、ノズルがウレタンフォームでベトベトになっていて、うまく入らない。
ここは、替えのノズルを用意しなければいけないのか。

今度は、上(ウエストの開口部)から一気に充填していく。
IMG_2816_2.jpg
今回は、発泡の圧力でヒップの形を形成しなければいけないから、ヒップの辺りは多めに充填する。
しかし、前回のエントリー(下半身の部品と組み込み)の通り、ボーダーラインより上には膨張させてはいけない。
ここのせめぎ合いは次回に。


続けて上半身。
まずは、首回りから充填。
IMG_2882_2.jpg
しかし、今回は首回りにもスポンジを入れたため、外からは全く見えなくなってしまった。
わずかな隙間と、カンを頼りに充填していく。
だいたい、こんなくらいだろうとノズルを抜こうとしたら、またもウレタンフォームでベトベトになったノズルが、キチンと整えておいた首回りのスポンジにくっついてしまった。

IMG_2883_2.jpg
結局、ノズルを抜く際に、スポンジが少しズレてしまった。

ノズルの取扱いには、要注意だ。。。

今度は、肩の隙間から、
IMG_2880.jpg

続いて上半身の下から充填していく。
IMG_2829.jpg
(アクリル板をネジで止めているのは、シャンプーボトルの位置がずれないようにするための仮止め)


ジュジュ、ジュ〜、ジュ、、、ジュル


(;゚Д゚)

しまった!!!
まだ、完全に埋まってないのに、なくなってしまった!

下半身に使いすぎたか。。。
まあ、これだけ充填できてれば、強度的には問題ないだろうが。。。


と、いうことで、なんとか充填完了。
2回目にしても、まだまだ思うようにはいかなかった。


“発泡ウレタンは一回使いきり”だと分かる、使い終わった缶。
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