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ValveLess Doll
バルブレスドール:ラブドール・ラブボディのカスタム、改造
今まで、“詰めもの”と言ってきたが、内部の構造体としてコレを使う。

この改造のキモ、発泡ウレタンだ。
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発泡ウレタンとは、スプレーした際はムース状なのだが、これが文字通り発泡して膨らんでいき最終的には容積が2倍ほどの発泡スチロールのようになる。

写真は、ホームセンターの『カインズホーム』で買ってきたもの(750㎖)。
340㎖:498円と、750㎖:798円の二つのサイズがあり、けっこう安い。


しかし、使うのは初めてなので、どんなふうに発泡するのかまったくの未知数だ。

・空気中の水分と反応して発泡するということだが、ビニルの密閉された空間でうまく発泡してくれるのだろうか。
・体積が2倍になるということだが、どのように膨らむのか見当がつかないので、各パーツにどれだけの量を注入したらいいのか。
・発泡の圧力はどの程度なのか。ビニルを膨らませるだけの圧力があるのか。
・発砲後の強度や重さは、どれくらいか。
・スプレー缶は一回使いきりということなのだが、果たして一缶で足りるのか?
(一応、750㎖缶を2本買ってきてはいるが、どう考えても2本は必要ない)



上半身下半身の準備はできたが、頭部と腕の準備もする。

・頭部は、すき間から発泡ウレタンが内側に膨張しないようにテープをする。
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・腕は、形が崩れないように厚紙で形を整える。
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ラブドールシリーズは断面から見ると、胸の形が山なりになってるため、バストが外を向いてしまう。
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これを、シリコン製のバストをつけた時に、キチンと谷間ができるよう平坦にする。

胸の形を形成するのに、実際の人間の胸囲の形に近く、尚かつ、体重をかけても潰れないような強度をもったもの。。。と探していて見つけたのがコレ。

・ダイソーのシャンプーボトル(1000㎖)。
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・これを同じくダイソーで買った、発泡スチロールのブロックに両面テープでくっつけた。
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これでは感触が硬いのでは?と思うかもしれないが、人間だって肋骨まわりは硬いもの。
とはいえ、やはり硬さが無機質なので、これまたダイソーのスポンジシートで、このボトルのまわりを包む。
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・スポンジシートは両面テープでmiyu本体に貼り付けた。
ボトルとブロックは押し込んだだけ。サイズがmiyuの胸囲とほぼピッタリだったため、特に接着しなくても抜けることはないようだ。
あとは、あまりにも平ぺったくなりすぎたので、背中側にスペーサーとして余ったスポンジシートを入れて、多少なりとも厚みをもたせた。
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発泡スチロールブロックのマーキングは、下半身との接合のための印。


バルブの位置のせいか、miyuは首筋の形状が左右で違うことに気がつく。
どうしたものか。。。
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*現行モデルは修正されている。

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