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ValveLess Doll
バルブレスドール:ラブドール・ラブボディのカスタム、改造
さあ、懸案の股関節だ!

バージョン1で大失敗に終わり(股関節をつくるも。。。)、それ以来どんな構造がいいか、ずっと考えてきた。

IMG_1408.jpg
バージョン1の股関節


その大失敗の教訓から、股関節に求める基準を定めてみた。

・強度
ここでいう強度は、股関節の強度というより、胴体の強度を考えていた。

・発泡ウレタンは、なるべく切断しない
さんざん述べてきたが(発泡ウレタンの切断面について)、発泡ウレタンの切断面は、こすれると細かいカスが出る。

この2点だ。

ポーズをとらせるだけならバージョン1のような構造でもいいが、“実用”を伴うとなると、やはり、少しラフに扱っても耐えられような強度が欲しい。
そうすると、バージョン1のように3ピースに切断するのではなく、下半身も上半身のように“一塊”としたかった。
それは、すなわち、発泡ウレタンも切断せずにすむということになる。

では、どうするか?

リボルテックみたいな関節を組み込むか?
しかし、股関節に使えるような大きな関節は見当たらない。

こんな関節を作るか?
IMG_1396_51.jpg
バージョン1よりはいいかもしれないが、それでも、発泡ウレタンを削らなければならなくなり、ベストな方法には思えない。

もっと、シンプルにできないか。。。











そして、考え至ったのがこれだ。
IMG_3050.jpg
これは何かというと、100円ショップのシャワーカーテンに付属していた、カーテンレールにかけるリングだ。

ずっと以前に、何かに使えるかもしれないと思い工作箱にしまってあったのだが、我ながら、何が使い物になるのか見当もつかない。

これをどうするのかというと、まず、脚にビニールでこのようにつける。
IMG_6420.jpg
線については、後で説明する。

それを胴体側のマジックテープがついている部分に通す。
IMG_3091.jpg
これをレールにして、脚を動かそうということだ。
(脚についているマジックテープは“カギ”側だから、全身タイツが傷つかないように覆っておく)

そして、ストッパーとして、前面にビニールをつける。
このビニールは、腰と太ももにマジックテープを巻いて、それに留めた。
IMG_3077-10.jpg
接着してもいいのだが、まだ、うまくいくかどうか分からないので、改善の余地を残しておきたいのだ。

ここで、先ほどの注釈の線についてだが、やはり女子は内股だろう!ということで、リングの取り付け角度を中心線から少しずらして接着したのだが、、、
胴体側が、思いっきり外側に向いていやがった!
IMG_3045-10.jpg
おかげで相殺され、取り付けても、つま先が普通に正面向いてしまった。。。

・ヒップ側
IMG_3075.jpg
脚を伸ばした状態では、リングを折り畳む。

・脚を上げたところ
IMG_3073.jpg

・お座りした状態
IMG_3084.jpg


見ての通り、“股関節の可動”というより、“脚の移動”といったほうが適切か。
しかし、これなら胴体に加工することがないから、強度的にも問題ない。


*追記
応急的な対策をした『股関節の修正』も参照。



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