バージョン2を作るにあたり、まず一番に考えなければならなかったのが、上半身と下半身の接合方法。
バージョン1.1の塩ビパイプ(VP 20)接合でも、それなりの強度はあったのだが、差し込んでいるだけだから、使っているうちに徐々に抜けてくることも有り得る。
もっと、確実な固定方法はないものかと、あれこれ考えていたある時、頭の中が「クルリ」と回転した。
そうか、シャンプーボトルを逆にすればいいんだ!
シャンプーボトルの口を下にして固定し、キャップ部分を使って固定すればいいのでは?と思いついた。
図にすると、こんな感じだ。
●肩のジョイントも、強化しなければ。
肩のジョイントは、強度の向上を図るため、塩ビパイプをシャンプーボトルに固定しようと考えていた。
それがシャンプーボトルを逆さまにすることによって、塩ビパイプの取り付け位置がちょうどボトルの底の高さになり、安定して固定できるようになった。
写真は仮組み。
実際は、ボトルを上半身のビニールに組み込んでから、塩ビパイプを取り付けることになる。
S字フックは、片側をリング状にして使う。
写真は、右が元のS字フック、左が片側を潰してリング状にした状態。
使うのは、片側に一つずつ。
S字フックは、このように取り付ける。
このS字フックの役割りは、また、その時がきたら説明しよう。
●発泡スチロール・ブロック
発泡スチロール・ブロックだけでは胸の厚みが足りないため、背中側を木材でかさ上げした。
せっかくだから、背骨っぽくしてみた。
●バージョン1と同じく、元の丸みのある胸板を平らにするため、マーキングした部分で絞る。(ビニル用接着剤で接着)
(参照:「上半身の成形」)
| ホーム |