解除レバーを下げても、ロックボルトが後退しなかった不具合。
ロックボルトが後退しなかった原因は、まず、下の図の矢印を見てほしい。
矢印の方向と大きさは、ロックボルトにかかっている力をイメージしている。
図面上では、解除レバーを下げれば、ロックボルトがリターンスプリングの力で押し戻されるはずだったが、実際にはメインブロックと接している箇所にメインスプリングにより、上向きにも力がかかっているのだ。
リターンスプリングと、メインスプリングとでは、バネの力がまったく違う。
結果、解除レバーを下げても、ロックボルトはメインスプリングの力により、メインブロックと噛み合った箇所で上方向に押さえつけられていて後退できなかったのだ。
このロックボルトを後退させるには、メインブロックによって上を向いているロックボルトが平行になるように、若干、メインブロックを図面上よりも押し下げてやる必要がある。
このユニット単体で動作確認していた時は、何も気にすることなく、ロックボルトが後退するまで手でメインブロックを押し下げていたから軽快に作動していたのだが、実際に組んでみると、接合プレートがユニットの外枠に当たり、メインブロックを押し下げるためのストロークが足りなくなってしまっていたのだ。
そこで、接合プレートとメインブロックの間に、一枚ワッシャーを噛ませることにした。
厚さ、わずか1.6mmほどだ。
たったこれだけで「カシャッ、カシャッ」と、軽快に動くようになった。
ロックボルトが後退しなかった原因は、まず、下の図の矢印を見てほしい。
矢印の方向と大きさは、ロックボルトにかかっている力をイメージしている。
図面上では、解除レバーを下げれば、ロックボルトがリターンスプリングの力で押し戻されるはずだったが、実際にはメインブロックと接している箇所にメインスプリングにより、上向きにも力がかかっているのだ。
リターンスプリングと、メインスプリングとでは、バネの力がまったく違う。
結果、解除レバーを下げても、ロックボルトはメインスプリングの力により、メインブロックと噛み合った箇所で上方向に押さえつけられていて後退できなかったのだ。
このロックボルトを後退させるには、メインブロックによって上を向いているロックボルトが平行になるように、若干、メインブロックを図面上よりも押し下げてやる必要がある。
このユニット単体で動作確認していた時は、何も気にすることなく、ロックボルトが後退するまで手でメインブロックを押し下げていたから軽快に作動していたのだが、実際に組んでみると、接合プレートがユニットの外枠に当たり、メインブロックを押し下げるためのストロークが足りなくなってしまっていたのだ。
そこで、接合プレートとメインブロックの間に、一枚ワッシャーを噛ませることにした。
厚さ、わずか1.6mmほどだ。
たったこれだけで「カシャッ、カシャッ」と、軽快に動くようになった。
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