以前、『ラブドールの空気の抜き方』というのを書いた。
そう検索してこのブログにたどり着く人もいたので書いたのだが、それとは逆に、最近はラブドールへの空気の入れ方で検索して、このブログにたどり着く人もいるようで。
なるほどなあ、確かに、あれだけの容積に空気を入れるのは大変だ。
少しでも楽な入れ方はないだろうか?ということなのだろう。
残念ながら、これといった画期的なアイデアは持ち合わせていない。
何せ、こんな改造をしてるくらいなのだから、エアドールを扱っていても、空気を入れることには関心がないのだ。
それでも、ちょうど今の制作段階では、採寸だったり、切断箇所をマークしたりするために、ドールに空気を入れる必要がある。
どうやって空気を入れているかというと、自転車用の空気入れで入れている。
(写真は実際に使っているものとは違うが)
これなら、ドールほどの容積でも、それほど苦労することなく空気を入れれる。
しかし、こんなものが使える状況でない人も多いだろう。
一番ポピュラーなのは、足踏み式のポンプだろうか。
ラブドールの販売サイトや実店舗でも、よくドールと一緒に販売されている。
が、しかしながら、このタイプは使ったことがない。
もう一つ、過去に使っていた空気入れがコレ。
大手100円ショップの手でポンプする空気入れだ。
このタイプは、足踏み式よりは疲れるかもしれないが、コンパクトで、振動を発することなく隠密に(?)空気を入れられる。
miyuの胴体なら、5分ほどで入れられた。たいして疲れない。
注意点として、ノズルが長く、先端がバルブの底に当たるため、5mmほど切断する。
付属のボールなどに空気を入れるノズルは、空気を抜くのにちょうどいい。
(詳しくは、記事冒頭のリンク参照)
100円とはいえ、これで十分なのだが、自転車屋で売っているような本格的なものなら、もう少し楽に入れられのだろうか。
いちばん楽な方法は、コンプレッサーで「プシューッ」と、、、ハイ、無理ですね。
そう検索してこのブログにたどり着く人もいたので書いたのだが、それとは逆に、最近はラブドールへの空気の入れ方で検索して、このブログにたどり着く人もいるようで。
なるほどなあ、確かに、あれだけの容積に空気を入れるのは大変だ。
少しでも楽な入れ方はないだろうか?ということなのだろう。
残念ながら、これといった画期的なアイデアは持ち合わせていない。
何せ、こんな改造をしてるくらいなのだから、エアドールを扱っていても、空気を入れることには関心がないのだ。
それでも、ちょうど今の制作段階では、採寸だったり、切断箇所をマークしたりするために、ドールに空気を入れる必要がある。
どうやって空気を入れているかというと、自転車用の空気入れで入れている。
(写真は実際に使っているものとは違うが)
これなら、ドールほどの容積でも、それほど苦労することなく空気を入れれる。
しかし、こんなものが使える状況でない人も多いだろう。
一番ポピュラーなのは、足踏み式のポンプだろうか。
ラブドールの販売サイトや実店舗でも、よくドールと一緒に販売されている。
が、しかしながら、このタイプは使ったことがない。
もう一つ、過去に使っていた空気入れがコレ。
大手100円ショップの手でポンプする空気入れだ。
このタイプは、足踏み式よりは疲れるかもしれないが、コンパクトで、振動を発することなく隠密に(?)空気を入れられる。
miyuの胴体なら、5分ほどで入れられた。たいして疲れない。
注意点として、ノズルが長く、先端がバルブの底に当たるため、5mmほど切断する。
付属のボールなどに空気を入れるノズルは、空気を抜くのにちょうどいい。
(詳しくは、記事冒頭のリンク参照)
100円とはいえ、これで十分なのだが、自転車屋で売っているような本格的なものなら、もう少し楽に入れられのだろうか。
いちばん楽な方法は、コンプレッサーで「プシューッ」と、、、ハイ、無理ですね。
今更ながら、ホットシーラーを買ってみた。
ちょっとした形状の修正などに使用してみるつもりだ。
付属のセロファン(セロハン)
説明には「シール能力(溶着能力)は全体の厚さが0.3mm以下まで加工可能」とある。
miyuに使われているビニールの厚さは0.15mm。つまり、2枚合わせて0.3mmと溶着能力の範囲だ。
【訂正】改めて測ってみたら、miyuのビニール厚は0.2mmのもよう。
使用方法は、溶着するビニールを重ね、その上にセロファンを乗せ、コテを当てる。
セロファンを乗せるのは、ビニールが溶けてコテ先に付着してしまうのを防ぐため。
しかし、セロファンはもろい。
セロファンを乗せると、コテにビニールはくっつかなくなるが、ビニールとセロファンがくっついてしまった。
剥がそうとしたら、セロファンが破れてしまった。やはり消耗品のようだ。
いろいろ試してみた。
・0.2mm厚のビニール
2枚合わせて0.4mm。0.3mm以上でも、しっかりと溶着できた。
上側の針のような細い溶着跡は、比較に100均のホットシーラーでも溶着してみたもの。
ドールに使えるような強度は、到底望めない。
・0.5mm厚のビニール
2枚合わせて1mm。くっつくにはくっついたが、上にしたビニールが溶けて厚みがなくなってしまい、強度に不安がある。
・カラーセロファンを乗せて当ててみる(ビニールは0.2mm厚)
100均でも売っている工作用のカラーセロファン。
ビニールにくっつくこともなく、破れるようなこともないし、付属のセロファンより良好。
しかし、一度コテを当てた部分はちぢれてしまうため、何度も使えるものではなさそう。
・コピー用紙を乗せて当ててみる(ビニールは0.2mm厚)
前述の通り、セロファンは消耗品だ。もう少し身近なもので代用できないだろうか?
ということで、紙でも代用できるようなので、コピー用紙を乗せて当ててみた。
そもそも、セロファンというのは、セルロースが原料になっているのだ。
コテを当てても、コピー用紙が焦げるようなことはないのだが(もちろん、ずっと同じ箇所を当てていれば燃えるだろうが)、セロファンより熱が伝わりにくいようで、溶着が弱くなりがちだ。
紙の繊維がビニールに付いてしまって、見た目もあまり良くない。
・注意点
試しに、セロファンを乗せず、直接ビニールにコテを当ててみたら、やはりビニールが溶けてコテに付着してまった。(写真の茶色く変色している部分)
この状態で、セロファンを乗せて溶着しようとしたら、コテの滑りが悪くなり、うまくできなかった。
コテ先はキレイにしておいたほうがいいようだ。
少し試しただけだが、慣れればビニールの厚さに応じて、コテの当てるスピードをつかめそう。
そんなに難しいことはないようだ。
さて、これをエアドールの空気漏れの補修に使えるか?というと、それとは、また用途が違うように思う。
空気漏れの補修には、パッチを接着したほうがいいだろう。
エアダッチ補修キット
ちょっとした形状の修正などに使用してみるつもりだ。
付属のセロファン(セロハン)
説明には「シール能力(溶着能力)は全体の厚さが0.3mm以下まで加工可能」とある。
miyuに使われているビニールの厚さは0.15mm。つまり、2枚合わせて0.3mmと溶着能力の範囲だ。
【訂正】改めて測ってみたら、miyuのビニール厚は0.2mmのもよう。
使用方法は、溶着するビニールを重ね、その上にセロファンを乗せ、コテを当てる。
セロファンを乗せるのは、ビニールが溶けてコテ先に付着してしまうのを防ぐため。
しかし、セロファンはもろい。
セロファンを乗せると、コテにビニールはくっつかなくなるが、ビニールとセロファンがくっついてしまった。
剥がそうとしたら、セロファンが破れてしまった。やはり消耗品のようだ。
いろいろ試してみた。
・0.2mm厚のビニール
2枚合わせて0.4mm。0.3mm以上でも、しっかりと溶着できた。
上側の針のような細い溶着跡は、比較に100均のホットシーラーでも溶着してみたもの。
ドールに使えるような強度は、到底望めない。
・0.5mm厚のビニール
2枚合わせて1mm。くっつくにはくっついたが、上にしたビニールが溶けて厚みがなくなってしまい、強度に不安がある。
・カラーセロファンを乗せて当ててみる(ビニールは0.2mm厚)
100均でも売っている工作用のカラーセロファン。
ビニールにくっつくこともなく、破れるようなこともないし、付属のセロファンより良好。
しかし、一度コテを当てた部分はちぢれてしまうため、何度も使えるものではなさそう。
・コピー用紙を乗せて当ててみる(ビニールは0.2mm厚)
前述の通り、セロファンは消耗品だ。もう少し身近なもので代用できないだろうか?
ということで、紙でも代用できるようなので、コピー用紙を乗せて当ててみた。
そもそも、セロファンというのは、セルロースが原料になっているのだ。
コテを当てても、コピー用紙が焦げるようなことはないのだが(もちろん、ずっと同じ箇所を当てていれば燃えるだろうが)、セロファンより熱が伝わりにくいようで、溶着が弱くなりがちだ。
紙の繊維がビニールに付いてしまって、見た目もあまり良くない。
・注意点
試しに、セロファンを乗せず、直接ビニールにコテを当ててみたら、やはりビニールが溶けてコテに付着してまった。(写真の茶色く変色している部分)
この状態で、セロファンを乗せて溶着しようとしたら、コテの滑りが悪くなり、うまくできなかった。
コテ先はキレイにしておいたほうがいいようだ。
少し試しただけだが、慣れればビニールの厚さに応じて、コテの当てるスピードをつかめそう。
そんなに難しいことはないようだ。
さて、これをエアドールの空気漏れの補修に使えるか?というと、それとは、また用途が違うように思う。
空気漏れの補修には、パッチを接着したほうがいいだろう。
エアダッチ補修キット
ここ最近まで、まったく気がつかなかったが、「ラブボディ」シリーズのA-Oneがラブドールの新シリーズを発売していた。
と言うと期待してしまうが、肌色ビニールボディーに顔がプリントされた平たい頭部と、「ラブボディ」以前の前世代のようなラブドールだった。
はめドル!!育成中(アレを想定しるんだろうが、、、)
現在、4種類(4人のメンバー?)が発売されているが、それらのポーズが「ラブボディ」シリーズと共通しているのだ。
はめドル!!育成中 エイカ
はめドル!!育成中 ナコ
はめドル!!育成中 ウララ
はめドル!!育成中 パイン
リアルさの「ラブボディ」シリーズに対し、2次元的な「はめドル」シリーズということか。
確かに、パッケージのような2次元キャラクターに対し、リアルなボディーでは違和感があるかもしれない。
古臭いように見えて、「ラブボディ」シリーズの技術がフィードバックされているのだろうか?ポーズは単に腕や脚を曲げ伸ばししているだけでなく微妙な表現がつけられているし、髪なども分割されていたりと意外に細く造られている印象だ。
「ラブボディ」を改造している側としては、親和性がなく使えないが。
と言うと期待してしまうが、肌色ビニールボディーに顔がプリントされた平たい頭部と、「ラブボディ」以前の前世代のようなラブドールだった。
はめドル!!育成中(アレを想定しるんだろうが、、、)
現在、4種類(4人のメンバー?)が発売されているが、それらのポーズが「ラブボディ」シリーズと共通しているのだ。
はめドル!!育成中 エイカ
はめドル!!育成中 ナコ
はめドル!!育成中 ウララ
はめドル!!育成中 パイン
リアルさの「ラブボディ」シリーズに対し、2次元的な「はめドル」シリーズということか。
確かに、パッケージのような2次元キャラクターに対し、リアルなボディーでは違和感があるかもしれない。
古臭いように見えて、「ラブボディ」シリーズの技術がフィードバックされているのだろうか?ポーズは単に腕や脚を曲げ伸ばししているだけでなく微妙な表現がつけられているし、髪なども分割されていたりと意外に細く造られている印象だ。
「ラブボディ」を改造している側としては、親和性がなく使えないが。
シリコンで立体物を作るには、液剤を配合して型に流し込んで形成する方法が一般的だが、調べてみると粘土状のシリコンがあるようだ。
それが、これ。(あえてリンクは貼らないので、気になる人は写真から検索してほしい)
幼児向けの粘土で、おもちゃ売り場で売っている。
焼くことで固まって、シリコン状になるということだ。
この粘土の特徴は、
・安全性の高い素材
・焼く前は、放置しておいても固くならない
・オーブンなどで焼くと固まる
・固まると弾力性がある
といったところ。
実際に作ってみた。
粘土の状態では、手にべとつくことはない(しかし実際には、ベビーオイル成分が配合されているとのこと)。
若干、弾性があり、細かいディテールの作り込みには向かないだろう。ただ、人体のパーツを作る分には問題ないと思われる。
色は「クリアー」を買ったのだが、実際には色素の配合されていない粘土といった感じ。。。
と、思ったら、蓄光だった!!
パッケージの説明には、オーブントースターでの使用には触れていないが、ちゃんと焼けて硬化した。
ただ、アルミホイルを敷いて焼いたのだが、焼きあがったら、アルミホイルがこびりついてしまった。それならばと、クッキングシートを敷いてみたが、これもこびりついてしまった。
いろいろ試した結果、オーブントースターに付属していた金属製のトレーにそのまま乗せてみたら簡単に剥がせた。
焼き時間は、これくらいの大きさなら、1000Wでおおよそ3〜4分くらいで大丈夫のようだ。
焼いた後は、若干、縮む。
硬化した後の感触だが、硬めのシリコンといった感じ。プニプニとはいかないが消しゴムよりは柔らかいか?ってくらいで、わずかに弾性がある。
オイルが手につくようなこともない。
型取りや液の配合といった面倒なこともなく、値段も安い。色も自由に配合できる。
これなら耳や指とかのパーツ作りに使えそうだが、問題は、接着する術がないということだ。。。
それが、これ。(あえてリンクは貼らないので、気になる人は写真から検索してほしい)
幼児向けの粘土で、おもちゃ売り場で売っている。
焼くことで固まって、シリコン状になるということだ。
この粘土の特徴は、
・安全性の高い素材
・焼く前は、放置しておいても固くならない
・オーブンなどで焼くと固まる
・固まると弾力性がある
といったところ。
実際に作ってみた。
粘土の状態では、手にべとつくことはない(しかし実際には、ベビーオイル成分が配合されているとのこと)。
若干、弾性があり、細かいディテールの作り込みには向かないだろう。ただ、人体のパーツを作る分には問題ないと思われる。
色は「クリアー」を買ったのだが、実際には色素の配合されていない粘土といった感じ。。。
と、思ったら、蓄光だった!!
パッケージの説明には、オーブントースターでの使用には触れていないが、ちゃんと焼けて硬化した。
ただ、アルミホイルを敷いて焼いたのだが、焼きあがったら、アルミホイルがこびりついてしまった。それならばと、クッキングシートを敷いてみたが、これもこびりついてしまった。
いろいろ試した結果、オーブントースターに付属していた金属製のトレーにそのまま乗せてみたら簡単に剥がせた。
焼き時間は、これくらいの大きさなら、1000Wでおおよそ3〜4分くらいで大丈夫のようだ。
焼いた後は、若干、縮む。
硬化した後の感触だが、硬めのシリコンといった感じ。プニプニとはいかないが消しゴムよりは柔らかいか?ってくらいで、わずかに弾性がある。
オイルが手につくようなこともない。
型取りや液の配合といった面倒なこともなく、値段も安い。色も自由に配合できる。
これなら耳や指とかのパーツ作りに使えそうだが、問題は、接着する術がないということだ。。。
頭部というか、顔の話になるのだが。
このブログでは、ビニールにプリントアウトした写真を貼り付けるという、いとも簡易的なマスクを作っているのだが、他にも、いろいろなやり方がある。
まず、市販のラブドールの頭部(顔)には、どんなものがあるのか考えてみた。
・ビニールに直接プリントされたもの
前世代的なスタンダードな形式。肌色のビニールに顔が印刷されているのだが、平面的で、多くの場合クオリティーが低い。
・ラブボディシリーズ
透明のビニールに、それまでのラブドールと比較にならないプロポーションで、一躍ラブドールの主流になる。
しかし、パッケージの3Dキャラとは裏腹に、頭部もビニールで顔がない。
LOVE BODY AKI 【typeB】 (ラブボディアキ タイプB)
・これに、「装着」という、簡単かつ画期的な方法で顔を作り出したのが宇佐羽えあだ。
この「えあ★ますく」は、表情のバリエーションも多数用意されていて、簡単に取り替えられる。
えあ★ますく Face.01 素顔
無地のマスクもあるので、自分で画像を用意してアイロンプリントすれば、オリジナルのマスクも作れそう、、、とか考えたのだが、装着時に画像が変な風に伸びたりと、成功するまでに2、3枚犠牲にしそう。(そもそも、サイズが小さい)
えあ★ますく Face.00 無地
・立体の頭部
最近では「朝起きたら隣で裸Yシャツが寝ていた。」が人気のようだ。
「朝起きたら隣で裸Yシャツが寝ていた。」(Vol.3)
Vol.3になって、マスクが半面になってクオリティーも上がってるようだ。
ラブドールを改造する際、上記のような市販品の頭部を流用してもいいのだが、他にも方法がある。
・マネキンの頭部
定番(?)のドールカスタム。
しかし、表情が無機質で、大概の製品はメイクがキツイ。
・技量があれば、発泡スチロールのマネキンヘッドを改造するのもいいかも。
眼球をドール用のものにしたり、唇をシリコンで作ったり。もちろん、塗装もしなければならないが。
・3Dプリントでマスクを作るという方法もある。
・そして、究極はオリエント工業。
全てにおいて別次元のラブドール。
本体は買えそうにないが、頭部だけの販売もしているようだ。
それでも10万円前後するのだが。。。
オリエント工業が素晴らしいのは、そのクオリティーは当然のことながら、リアルなのに「不気味の谷」を感じさせないところだ。
どこかの大学教授のアンドロイドのように、リアルに人間に近づければ近づけるほど、かえって人間は、それを異質なものに(=不気味に)感じてしまう。
しかし、オリエント工業のドールの顔は、リアルなのに、その「不気味の谷」を感じさせないのだ。
それは、おそらく絶妙にデフォルメしてあるためだろう。
リアルな人間の顔というより、人間みたいな人形の顔とでも言おうか。
それにしても、オリエント工業のサイトのサンプル写真は、エロさの何たるかをわきまえているw。
そんなオリエント工業のドールの頭部だが、他のラブドールに取り付けられるのだろうか?
たとえ、改造して取り付けられるようにしても、頭部とボディーとのバランスが、恐ろしく悪いものになりそう。。。
このブログでは、ビニールにプリントアウトした写真を貼り付けるという、いとも簡易的なマスクを作っているのだが、他にも、いろいろなやり方がある。
まず、市販のラブドールの頭部(顔)には、どんなものがあるのか考えてみた。
・ビニールに直接プリントされたもの
前世代的なスタンダードな形式。肌色のビニールに顔が印刷されているのだが、平面的で、多くの場合クオリティーが低い。
・ラブボディシリーズ
透明のビニールに、それまでのラブドールと比較にならないプロポーションで、一躍ラブドールの主流になる。
しかし、パッケージの3Dキャラとは裏腹に、頭部もビニールで顔がない。
LOVE BODY AKI 【typeB】 (ラブボディアキ タイプB)
・これに、「装着」という、簡単かつ画期的な方法で顔を作り出したのが宇佐羽えあだ。
この「えあ★ますく」は、表情のバリエーションも多数用意されていて、簡単に取り替えられる。
えあ★ますく Face.01 素顔
無地のマスクもあるので、自分で画像を用意してアイロンプリントすれば、オリジナルのマスクも作れそう、、、とか考えたのだが、装着時に画像が変な風に伸びたりと、成功するまでに2、3枚犠牲にしそう。(そもそも、サイズが小さい)
えあ★ますく Face.00 無地
・立体の頭部
最近では「朝起きたら隣で裸Yシャツが寝ていた。」が人気のようだ。
「朝起きたら隣で裸Yシャツが寝ていた。」(Vol.3)
Vol.3になって、マスクが半面になってクオリティーも上がってるようだ。
ラブドールを改造する際、上記のような市販品の頭部を流用してもいいのだが、他にも方法がある。
・マネキンの頭部
定番(?)のドールカスタム。
しかし、表情が無機質で、大概の製品はメイクがキツイ。
・技量があれば、発泡スチロールのマネキンヘッドを改造するのもいいかも。
眼球をドール用のものにしたり、唇をシリコンで作ったり。もちろん、塗装もしなければならないが。
・3Dプリントでマスクを作るという方法もある。
・そして、究極はオリエント工業。
全てにおいて別次元のラブドール。
本体は買えそうにないが、頭部だけの販売もしているようだ。
それでも10万円前後するのだが。。。
オリエント工業が素晴らしいのは、そのクオリティーは当然のことながら、リアルなのに「不気味の谷」を感じさせないところだ。
どこかの大学教授のアンドロイドのように、リアルに人間に近づければ近づけるほど、かえって人間は、それを異質なものに(=不気味に)感じてしまう。
しかし、オリエント工業のドールの顔は、リアルなのに、その「不気味の谷」を感じさせないのだ。
それは、おそらく絶妙にデフォルメしてあるためだろう。
リアルな人間の顔というより、人間みたいな人形の顔とでも言おうか。
それにしても、オリエント工業のサイトのサンプル写真は、エロさの何たるかをわきまえているw。
そんなオリエント工業のドールの頭部だが、他のラブドールに取り付けられるのだろうか?
たとえ、改造して取り付けられるようにしても、頭部とボディーとのバランスが、恐ろしく悪いものになりそう。。。